2012年4月24日火曜日

まずは金環日食観察でやってはいけないこと

桜の開花がだいぶ進みましたね!
今日は空いた時間に桜の写真撮影をしてきました。明日は朝から撮影してきます。

さて、5月21日の朝、全国で部分日食、国内の広い範囲で金環日食が見られます。
宮城県では約90%欠ける様子を見ることができます。

金環日食の様子を見たい!

写真に撮ってみたい!

という方が多いと思いますが、実は注意が必要です!

まず、金環日食の最中を含め、太陽の光は非常に強く、日食の観察には危険が伴います。

太陽を直接見たり、専用の道具を使わず観察を行うことはたいへん危険です。

誤った方法では「日食網膜症」と呼ばれる目の障害につながります。

①太陽がほとんど欠けてからも、じかに見るのはやめましょう。

②わずかな時間だからといってじかに見るのはやめましょう。

下敷きやCD、フィルムの切れ端、すすをつけたガラス板、サングラスやゴーグルなどを使って太陽を見るのもいけません。


見た目ではあまりまぶしく感じなくても、光の遮断が不十分なものや、目に有害な波長の光を通しやすいものがあり、気づかないうちに網膜を損傷してしまう危険性があります。


ただし、下敷きについては、安全に太陽観察をすることができる製品もあります。

望遠鏡や双眼鏡は、太陽の光や熱を集めて強くするため、肉眼で太陽を見る以上に危険です。
詳しい知識がないまま中途半端な方法で太陽を観察すると、目を痛めたり、最悪の場合失明したりする危険性があります。詳しくわからない場合には、自己流の方法を試したりせず、必ず専門家の指導に従ってください。
参考:国立天文台ホームページ

0 件のコメント: