2010年6月2日水曜日

写真の日って?

6月1日は写真の日 6月は写真月間です

6月1日はなぜ写真の日なんでしょうか?

という質問をいただきましたので、ちょっと調べてみました。

社団法人日本写真協会は1951(昭和26)年に、写真の日制定委員会(梅本貞雄ら)を開き、6月1日を「写真の日」と制定し今日に至っている。
しかし、その制定根拠とした『東京日の出新聞』1902(明治35)年4月6日から27日まで19回にわたって連載された鈴木天眼筆の「日本写真の起源」で、上野彦馬に関する写真事暦に「天保12年にオランダ人から長崎にもたらされ、島津斉彬を写した…」および、1907(明治40)年の松木弘安筆の『寺島宗則自伝』に「天保12年上野俊之丞と鹿児島に同行し、6月1日に島津斉彬を撮影…」との記述を基に制定されたが、その後の調査でこれらの事柄が誤りであることが確認さている。しかしながら、当協会はこの6月1日を引き続き「写真の日」として、表彰事業や「東京写真月間」などの各種の写真行事を行っている。
なお、わが国に写真が渡来したのは嘉永年間とされ、最初にダゲレオタイプ(銀板写真)の撮影が成功したのは、1857(安政4)年9月17日に、薩摩藩士の市来四郎、宇宿彦右衛門らが藩主島津斉彬を撮影したもので、現在鹿児島の尚古集成館に保存されている。1999(平成11)年4月、この銀板写真が写真初の重要文化財として文化庁より指定を受けた。

社団法人日本写真協会ホームページより

あまり根拠はなさそうですね(汗)


ところで、先月とある中学校の修学旅行に撮影で同行した際に、江戸東京博物館へ行きました。ちょうど特別展で「龍馬伝」が開催されており興味津々見学に。

その中に1866年に撮影された「龍馬像のガラス写真」の複製が展示されていました。

今から144年も昔の写真が、この世に残っている奇跡を感じながら、やはり写真の文化はキチッと残すべきと改めて感じましたね。

今日撮った写真が、何年後かに貴重な写真になっている事はたくさんあります。

ぜひ皆さんもカメラ片手に出かけてみませんか?

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